熊本の独特なお酒「赤酒」(あかざけ)
2009.11.29 Sunday
熊本には独特なお酒がありまして
「赤酒」(あかざけ)と言います。
上の画像のが一般的な赤酒です。
江戸時代から熊本藩による保護を受け、
明治維新と西南戦争を境に清酒が県内に入ってきても
生産され続けてきた伝統を持つ物です。
製法は原材料にもち米を加え、
水の量を5割近くまで減らして仕込み、
終盤に大麦麦芽も加えて更に発酵させた後、
もろみを絞る直前に木灰を混入している。
なので「灰汁持酒」(あくもちざけ)とも言われる由縁です。
赤酒の主な使われ方に
昔は冠婚葬祭の時に必ず飲まれ、
現在も正月に屠蘇として使用される事が多いのですよ。
また千代の園酒造では屠蘇に使うための香草の入ったティーパックの
様な物を付けてます。
コレを暫く浸しておけばもうお正月!
甘くてトロッとしたすてきなもうカクテルと言っても良いかもしれません。
特に飲用に特化したコレ↓なんてサラリとして良いですよ。
また、料理に特化した調味用赤酒と言うのもあり
レシピ1、レシピ2もご覧ください。
あと、千代の園酒造では昔から味醂も作ってます。